マンションフロントの仕事に興味を持っているものの、仕事がきついというイメージがあり、応募できずにいるという方は少なくないでしょう。

今回はマンションフロントの業務がきついといわれる理由と、向いている人の特徴を解説します。

また、マンションフロントに就くメリット・デメリットも紹介しますので、転職を検討している方はぜひ参考にしてみてください。

マンションフロントがきついといわれる理由

マンションフロントは、なぜきつい仕事だといわれることがあるのでしょうか。

ここでは、代表的ともいえる3つの理由を解説します。

会社と管理組合や住人と板挟みになるから

マンションフロントは管理会社の社員ですが、管理組合側に立ってサポートする業務もあるため、立ち位置が難しいと感じる方も存在するでしょう。 たとえば住人同士のトラブルの仲裁は業務外ですが、騒音トラブルについて相談されるケースは多々あります。

騒音に悩んでいる住人がいる旨を、書面で掲示する程度であればそれほど労力はかかりませんが、実際に訪問や面談ともなると通常業務に支障が出てくることもあるでしょう。

上司からは業務以外の仕事に手をかけすぎていると指摘され、管理組合や住人からは「管理費を払っているのに何もしてくれない」といわれかねません。立ち回りが難しく、板挟みに苦しむことになるかもしれません。

土日祝日に休めないから

よく耳にするのは、マンションフロントは「土日や祝日に、家族と一緒に過ごせないからつらい」という話です。毎週土日を確実に休めると思って転職してしまうと、後悔することになるでしょう。

管理会社の多くは、完全週休2日で土日祝日が休みです。しかし管理組合の理事会は土日に開催されることが多く、その場合は定休日であっても出勤することになります。

面接の際などに想定する担当物件数を確認し、先輩社員の方々のスケジュールを聞くなどして、休日についてもそれとなく聞いてみるとよいでしょう。

資格取得の勉強と業務の両立が難しいから

入社時には不問だったとしても、業務上「管理業務主任者」の資格が必要になってきます。入社後に会社から資格取得を求められ、日々の業務と両立しながら資格取得のために勉強しなければならない状況に、きついと感じる方もいるようです。

管理会社は30管理組合につき1名以上の割合で管理業務主任者を置かなければならず、業務委託契約を締結する際は、管理業務主任者が重要事項の説明をしなければなりません。

会社の業務のために資格取得するのではなく、求められる人材になるために資格取得を目指しましょう。

マンションフロントになるメリット・デメリット

興味はあるもののまだ1歩踏み出せずにいる方のために、マンションフロントに転職するメリットとデメリットを紹介します。

メリット

分譲マンションは毎年新築されているため、マンションフロントは足りていない状況です。他業種からも転職しやすく、管理業務主任者の資格を持っていなくても応募できるケースがほとんどです。

マンションフロントで得た知識や取得した資格を活かすことで、不動産業界でさらに活躍する足掛かりにもなるでしょう。

  • 他業種からでも比較的転職しやすい
  • 自分の裁量で仕事を進めることができる
  • 幅広い知識や問題解決能力が身につく
  • 資格を取得することで、不動産業界で活躍できる

デメリット

マンションフロントは、管理組合の理事会出席のために、土日や祝日も出勤することになります。資格取得を目指すのであれば、業務を効率的にこなすことを心がけましょう。

年収や待遇は、管理会社や資格の有無によって異なります。希望する条件を明確にし、信頼できる転職支援サイトを活用しましょう。

  • 月に数回は土日に出勤することになる
  • マンションで起きたトラブルに対応しなければならない
  • 資格取得のための勉強と業務を両立が難しい
  • 年収はそれほど高くない

マンションフロントに向いている人の特徴

マンションフロントには、どのような人が向いているのでしょうか。きついといわれることもある職務ですが、これから紹介する特徴を持つ人であれば、ストレスを抱えることなく業務を遂行できるでしょう。

最後に、マンションフロントに向いている人の特徴を3つ紹介します。

コミュニケーション取るのが好きな人

マンションフロントの業務には、コミュニケーションが欠かせません。管理会社が求める人材として、重視されるポイントでもあります。

人は発生したトラブルによって、ナーバスになってしまうことがあります。住人の気持ちを汲み取り、丁寧にヒアリングしたうえで改善策を提案できれば、信頼を得ることができるでしょう。

ほかにも管理人や設備会社などともやり取りする必要もあり、コミュニケーション能力が高い方が向いている職種といえます。

自分の裁量で仕事を進めたい人

マンションごとに抱える課題が異なり、その場で判断しながら業務を進めて行かなければなりません。しかし自分の裁量で仕事を進めたいと思う方にとっては、達成感を感じられる魅力的な仕事にうつるでしょう。

マンションフロントは管理組合の理事会出席のために、土日や祝日に出勤することも多々あります。しかし自分でスケジュールコントロールできるようになれば、子どものイベントも優先したり、平日の振り替え休日を楽しんだりすることも難しくありません。

知識を得るのが好きで、向上心がある人

マンションのフロント業務は多岐に渡り、会計や区分所有法など法律の知識も必要になります。日々の業務を学びだと思える向上心がある方にとっては、苦になるどころか、喜びに変えることもできるでしょう。

管理業務主任者だけでなく、簿記やマンション管理士、宅地建物取引士など、関係する資格を取得してステップアップしている方も多くいます。

まとめ

マンションフロントの仕事はきついといわれることがありますが、業務内容や特徴を理解せずに転職してしまったことが原因かもしれません。

自分の働きによってマンションの住環境を改善できれば、住民から感謝されるやりがいのある仕事です。

マンションは増加傾向にあり、マンションフロントはまだまだ足りていません。他業種からも転職している方も多く、未経験でも応募できます。

マンションフロントに興味を持たれた方は、不動産・設備・建設に特化したプライムキャリアにお気軽にご相談ください。